学習性無力感の日々。

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掠れそうな引きこもりニートの呟き

ヘリウムガス自殺を検討してみた結果、諦めた話

 ツイッターのフォロワーの方がヘリウムガス自殺についてツイートしていたので自分もヘリウムガス自殺について調べてみた。

 どうやら高純度のヘリウムガスを一気に吸い込めば一瞬で意識が飛び、そのまま心停止に至るとのこと。ヘリウム自体には毒性は一切無く、肺に酸素が行き届かないことによる酸欠で死ねるみたい。

 苦しまず一瞬で意識が無くなり、尚且毒性もないので安全性も高いという安楽死にほぼ近い楽な死に方のようだ。

 かなり理想的な自殺方法のように見える。だが詳しく調べた結果、自分はヘリウムガス自殺は諦める結果となった。今回はその諦める原因となった理由を書いていく。

 

 まず一つ目の問題はヘリウムガスの入手。ヘリウムガス自殺に使用する高純度のヘリウムガスは通販(Amazonなど)や風船専門店でしか取り扱っていない。

 一番楽に入手するなら通販一択だけど、実家暮らしの自分にはハードルが高い。

 ネットで見つけた自殺完遂例の報告や5chのヘリウムガス専門スレを見る限り、ヘリウム缶の容量は400Lのものが好ましいと思われる。

 これは鉄製の頑丈なタンクで重量が4.3kgもあり、その見た目はまるで巨大な圧力鍋みたいだ。これを買うとなるとコンビニ受取は厳しい。自宅配送以外の選択肢は無いだろう。

 買ったところで置き場所にも困る。一人暮らしなら問題ないだろうけど実家暮らしではこの大荷物を隠し通すのは難しい。

 

 そして二つ目の問題はヘリウムガスの運搬方法。

 自分としては自殺を決行する場所は自宅ではなく、国有林などの野外にすると決めている。

 だが前述の通り、ヘリウムガス缶は大きく重く、自分用の車を所有していない自分にはこの荷物を運搬する方法がない。大きなヘリウムガス缶を抱えて列車に乗り込むのはどう考えても現実的ではない。

 しかも、5chのスレでは400Lの缶を二本使用することが推奨されている。おそらくこれはどちらか片方が不良品だった場合でも無事に完遂させるためということだろう。

 一本でも既に難しいというのに、二本は絶対無理。車がなければ運ぶことはできない。

 

 この二つの理由から自分はヘリウムガスを諦める結果となった。

 理想的な自殺方法なだけに諦めてしまうのはつらい。でも自分の状況には向いていない自殺方法なので諦めるしかない。

 現実的には難しい理想を挙げるなら、一緒に死んでくれる方の部屋の中でヘリウムガス自殺をしたり、二人分のヘリウムガス缶を積んだ車を山へ走らせてそこで一緒に自殺するとか、そういったことができたとしたら最高だろうな、とは思う。

 近隣の自殺予定者とマッチングできるサイトがあればそういったこともできるかもしれない。まあ実際そんな物があったとしたら悪用されるのが目に見えているのだけれど。

 やっぱり自分にはロープ一本持って首吊り自殺に向かうしかなさそう。ヘリウムガスという一番楽であろう方法は使えそうにない。苦しむことになるだろうけど、首吊りが一番最善だと思うからいつかはやり遂げたい。必ず。